「人生とは〇〇だ!」思い込みを手放す心理学

あなたにとって人生とはどんなものですか?

今思いついたものがそのまま、あなたの人生を作っています。

目次

人生は戦い!?

私は長い間「人生とは戦いだ!」と思って育ちました。

そんな私の人生がどんなものだったかというと・・・

戦いですから、常に敵を探しに行きます。

そして、敵が見つかれば・・・

「どっちが勝ってる?」
「どこが負けてる?」

なんて・・・

もちろん面と向かって戦うわけじゃなく、心の中でその相手との比較をしまくることになります。

そして「弱い自分に負けるな!」と、今度は自分とも敵対します。

「弱い者イジメはするな」と教わっていましたが、弱いのが自分だと「やっつけろ!」と言われたからです。

更には、自分を強くするために「人生は修行だ!」と思うようになって、今度は「未熟な自分」を探し続けます。

「これができてない!」
「この力がない!」
「まだまだ修行が足りない!」

そんな感じです。

そして更には「人生は苦行だ!」と思って、トラブルや困難を探しに行きます。

避けて通れる道があっても、わざわざ正面から立ち向かいます。

私は、こんな生き方をずっとしてきました。

なぜそう思い込んだのか?

私たちが心の中で認識していることが、私たちの世界を作る前提条件になります。

ではなぜ私は「人生は戦いだ!」なんて思うようになったのか?

それは、そういう風に教わったり、そういう経験をしてきたからです。

私が育った時代は、学歴社会でした。

「受験戦争」なんて言う言葉があったくらい…

親や周りの人から、とにかくいろんなものに「負けるな!」と言われ続けました。

テストの点数で順位がつけられ、周りの友達と比較されます。

身近な人たちと比較されることは心の底から嫌でしたが、それでも私はいつの間にか「人生は戦いだ!」と信じるようになって、その通りの人生を生きてしまいました。

もちろん「勝ち負けで考えることが悪いことだ」という話じゃありません。

そういう生き方を・・・

「自分が望んでいるかどうか?」

そこが問題なんです。

思い込みとは?

私たちは育ってきた環境や、自分の体験によって、色んな思いを固めます。

それが、思い込みというヤツです。

思い込みというのは、それが真実かどうかは関係ありません。

真実もあれば、そうでないものもあります。

ただ自分にとっては、真実に等しいと、ほとんど無意識に信じているものです。

私たちは、思い込みによって自分の世界を作っています、

あなたにとって人生とはどんなものですか?

昔の私みたいに、望まないものが浮かんでしまうとしたら・・・

その思い込みは手放して、理想の思い込みを作ることをお勧めします。

長年思い込んできたものを手放すのは時間がかかりますが、自分が思い込んでるだけのことですから、実は自由に書き換えることができます。

思い込みの手放し方

そのためにはまず、思い込みに気付くこと。

気付いたら、その思い込みが作られた原因を探ること。

原因が分かったら、それは真実なのか自分に問いかけること。

そういうことをやってみてください。

その結果、私は今「人生とは学びだ!」と思っています。

だから、どんな出来事が起こっても・・・

そこから必ず学びを見つけ出します。

うまくいかないことも、すべてを経験値として活用できるようになりました。

あなたはどんな人生を生きたいですか?

それに見合った思い込みを作りましょう!


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著者:平野尚紀
ココロエ 代表
正しく、強く、人に譲り、迷惑をかけず…
日本人はただ生きているだけで、常に頑張り続けています。
しかし、その頑張りに気付くことなく、むしろ自己否定ばかりしている人が圧倒的に多いのはなぜなのか…
自己肯定も自信も、自由や幸福も、全てが既に自分の中にあるということに気付いてほしい。
そんな思いを持って、人生や自分自身と向き合おうとする皆さんと向き合っています。
NLP(神経言語プログラミング)や認知行動療法などの心理学とともに、武士道の7つの徳目(義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義)に基づいたオリジナルの心理スキルを活用するなど、日本人独特の心理にも向き合っていることが私たちの強みです。

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