私たちの脳の仕組みを知るために、ちょっとした実験をしてみましょう。
以下の指示を、守ってみてください。
ピンクの象を思い浮かべないでください!
脳は否定形を理解できない
どうですか?
できましたか?
・・・というか、ムリですよね?
そう、ムリなんです。
なぜなら、私たちの脳は、否定形の命令を理解できないからです。
「想像しない」とか「食べない」とか「やらない」とか…
何かを禁止したり、制限したりするような指示を「否定命令」と言います。
私たちの脳は、この否定命令を処理するのが苦手です。
同様に「辞める」とか「控える」といった言葉も、否定語ではないですが、否定的な目標なので、同じ結果になります。
実現できる目標の立て方
「ダイエットがうまくいかない」という人は…
「甘いものを食べない」とか「揚げ物を控える」なんて、目標を立てていませんか?
これは、何かを辞めようとして、逆に意識をさせています。
ダイエットしたい時に、甘い物の広告を、わざわざ自分に見せているのと同じことをやってます。
だから、相当強い意志がないと達成できなくなります。
何かを「辞めたい」「避けたい」
そんな時は「その代わりに何かをする」という目標を立てましょう。
「甘いものを食べない」ではなく「野菜中心に食べる」とか「運動を始める」とかです。
脳に効果的な指示を出す
実はこれ、嫌な思い出を思い出したくない時も同じです。
「考えるな」とか「思い出すな」って言ってる時点で、思い出してますよね?
無理やりにでも違うことを考えるようにしたほうが、消えてくれます。
脳に消去を命じるんじゃなく、上書きをしてしまう…ということです。
意志の強さで自分をねじ伏せるのは、もう辞めましょう!
言葉の選び方を変えるだけでも、効果を変えることはできるんです。
さあ、あなたは今日、自分にどんな指示を出しますか?
