一念一念と重ねて一生なり
『葉隠』
この記事では『葉隠(はがくれ)』の名言から、今に集中することの大切さを学んでいきたいと思います。
今の一念
「一念」というのは「今この瞬間の思い」のことです。
その積み重ねが「一生を作る」と言っています。
過去の後悔や未来の不安ばかり探していると、その通りの未来を自分で作ってしまうことになります。
心理学では「意識の向いている方向へエネルギーが流れる」と考えます。
過去を後悔していると、その過去がどんなに辛かったかを証明するようなことばかりに、意識が向いてしまいます。
未来が不安だと思っていると、その不安を煽るようなことばかりに、意識が向いてしまいます。
それは「ネガティブ思考だから」ではなく、それが「脳の機能だから」です。
脳の仕組みについては、前回の記事でもお伝えしていますので、よかったら見てみてください。

「過去に何があったか?」「未来に何がありそうか?」ではなく・・・
「過去や未来に対して、今何を思っているか?」
その一念が、未来を作ります。
後悔なんてただの記憶です。
もしかしたら、間違って記憶している可能性だってあります。
未来なんてただの想像です。
「不安の9割は起こらない」なんて言われてます。
どちらも、「今起こっていること」ではありません。
過去や未来で悩むことができるのは、今が安全だからです。
後悔も不安も書き換える
今が安全だからこそ私たちは、悩むという一種の贅沢ができてしまう。
でもその貴重なリソース(資源)を、嘆きや不安だけで埋めてしまうのは、もったいないと思いませんか?
もし、過去の後悔を書き換えるなら?
その辛かった記憶の中にも、今のあなたを支える、何かしらの「学びや得たもの」があったのではないですか?
もし、未来の不安を描き直すなら?
リスクを恐れることよりも「手に入れたいもの」があるのではないですか?
過去は変えられない。
でも、記憶の意味は、今すぐ選べる。
未来は操作できない。
だからこそ、今ここで自由に描き直せる。
結局その一念を選んでいるのは、今のあなた自身です。
「一念一念と重ねて一生なり「」
今この瞬間の一念が、過去も未来も変えてしまうかのような力を持つとしたら・・・
あなたはどんな一念を持っていたいですか?
そのたった1つの一念だけで、人生を切り拓くことができます。
