【不安の正体】 行動できないのは能力のせいじゃない

あなたは、行動を起こせない本当の理由を知っていますか?

やりたいはずなのに行動できないのは、能力がないんじゃなくて、むしろすごい能力を発揮してます。

目次

行動できない本当の理由

人は、分からないものや知らないものを、恐れる傾向があります。

そしてその恐れを、どんどん大きく増幅させてしまいます。

だから経験のないことには、何かしらの不安や恐怖を感じます。

それが私たちに備わった、身を守るための能力です。

だから私たちの潜在意識は、変化を避けようとします。

意識では、それが成長のための変化だと思っていたとしても、潜在意識には関係ありません。

最もリスクを避ける方法とは、何もしないことだからです。

実は私たちが、「目標があるのに行動を起こせない時」というのは、潜在意識の「安全を守る!という目標を達成してる」ということなんです。

つまり私たちには、目標を達成する力が備わっている!ということです。

この力を、有効に使いましょう

不安の正体を暴く

人間は、未知のものを恐れます。

つまり、その正体を知るか、一度でも体験できれば、不安や恐怖は小さくできる…

ということです。

不安の正体とは、ただの想像です。

その9割は起こらない!

なんて言われています。

もし「きっとうまくいかない」という不安が起こっているのなら…

「なぜそう思うようになったのか?」

自分に聞いてみましょう。

もし「過去に失敗したから」だとしたら、違うやり方を探してみましょう。

「誰かに何か言われたから」だとしたら、それはその人の意見です。

「自分はどう思うのか?」もう一度考えてみましょう!

「そもそも能力がない」と思っているのであれば、それは「思い込み」です。

その思い込みを持つようになった原因が、どこかにあるはずです。

それを探してみてください。

また、身近に誰か経験者がいるのであれば、その人の体験を教えてもらうこと。

そうすれば疑似体験ができます。

こういうことをやっていくと、不安を小さくすることができます。

不安をゼロにはできない⁉

ただ、ここまでやったとしても・・・

初めてのことをやるのに、不安がゼロになるということは、まずあり得ません。

それが私たちの正常な状態だからです。

初めの一歩には、必ず勇気が必要です。

勇気とは、恐れないことじゃなく、恐れを知ってもなお行動を起こすことです。

ビビりながらでいいんです。

一歩踏み出してみましょう!

やってみてダメだったら、逃げてもいいんです!

逃げるというのは、次のチャンスを掴むための、前向きな決断なんです。

武士道【勇】の教え

実はこの考え方は、武士道の【勇】をテーマにしています。

【勇】とは…

  • 自分が正しいと思うことを実行すること

という意味があります。

つまり、自分が正しいと信じたなら、逃げることも勇気です。

気合や根性だけで、不安や恐怖を乗り越えようとするんじゃなく、本当に恐れるべきものは何なのか

それを見極めることで、自分を前に進ませる!

それが勇の力です。

行動できない時は、自分を責めるんじゃなくて、自分が何を恐れているのかを探してみてください。

正体を知ることが、恐怖や不安を克服する一番の近道です。


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著者:平野尚紀
ココロエ 代表
正しく、強く、人に譲り、迷惑をかけず…
日本人はただ生きているだけで、常に頑張り続けています。
しかし、その頑張りに気付くことなく、むしろ自己否定ばかりしている人が圧倒的に多いのはなぜなのか…
自己肯定も自信も、自由や幸福も、全てが既に自分の中にあるということに気付いてほしい。
そんな思いを持って、人生や自分自身と向き合おうとする皆さんと向き合っています。
NLP(神経言語プログラミング)や認知行動療法などの心理学とともに、武士道の7つの徳目(義、勇、仁、礼、誠、名誉、忠義)に基づいたオリジナルの心理スキルを活用するなど、日本人独特の心理にも向き合っていることが私たちの強みです。

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