武士道×心理学とは
武士道を現代的な思考法やスキルとして活用することで、夢や目標の達成を加速させること。
それが私たちの考える武士道×心理学の目的です。
なぜ武士道なのか？
かつて武士たちは「理想の武士の姿」を心に描き、そこに近づくために必要な決まりごとを作り、自分たちに課し続けました。
やがてその決まりごとは、武士の生き様に憧れる多くの一般の人たちにも共有されるようになり、いつしか「武士道」と呼ばれるようになりました。
武士道の教えに従っていけば「理想の自分＝なりたい自分」になるために、何をすべきかが具体的に見えてきます。
つまり武士道とは、心理学など全く存在しなかった時代に、日本人が独自であみだした、究極の「自分との向き合い方」だと言えます。
しかもその教えは、現代にいたるまで、私たち日本人の倫理や道徳、常識など、人としての人格形成に大きな影響を与え続けています。
武士道を学ぶと、日本人が幼い頃から身に付けてきた信念や価値観の教えが、何のためのものだったのかがハッキリと見えてきます。
それは時として、西洋からきた心理学以上に、日本人の心理にアプローチすることができます。
なぜ心理学なのか？
武士道が現代の日本人に大きな影響を与え続けているとしても、やはり現代とは価値観が大きく違う部分があります。
今日、戦で命を落とすかもしれない武士たちの考える正しさや強さ、優しさ、誠実さ…といった価値観を、人生100年時代を生きる現代の私たちが、そのまま受け入れることには無理があります。
しかし、自分が武士道の価値観で育っているとは思っていない多くの日本人は、幼い頃から身に付いたその教えが正しいと信じています。
そのため「強くならなきゃ」と思っている人たちの多くが、無意識に武士のような何事にも動じないメンタルを思い描き、そこに辿り着けていない自分を弱い人間だと責めてしまう…
つまり目指すレベルとのギャップがありすぎることで、自己肯定感が低く、自信を失ってしまう人たちが多いように感じています。
誇り高く美しいはずの生き方をしようとすることが、自己否定につながってしまうとしたら、あまりにももったいない…
そう思った私たちは、武士道を心理学的に解釈し直すことで、現代の価値観に当てはめてみることにしました。
単に古い価値観を新しく入れ替えていくのではなく、昔ながらの価値観に新しい解釈を付け加えるという手法で武士道を読み直すこと。
そもそも武士道とは、決して決まりきった形があったわけではなく、個々の武士たちの間で作られた「自分との約束」だったはず…
もっと自由にアップデートしてみよう！
そうしてできあがったものが「武士道×心理学」です。
武士道×心理学活用法
ココロエでは、武士道の考え方を、カウンセリングやコーチング、メンタルトレーニングにも取り入れています。
武士道は「なりたい自分になるための教え」として、目標達成を目指すコーチングやメンタルトレーニングとの相性は抜群です。
また、武士道は心理療法にはなりませんが、考え方のクセを変える＆言動や行動の習慣を変えるといった実践部分に関しては、とても効果的に活用できると考えています。
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