自分を信じて生きるための、たった一つのシンプルなルール
それは大きな成功よりも、自分との小さな約束を果たすことです。
小さな誠実さ
いつも約束を守る。
そういう人って信用できますよね。
それは相手が自分でも同じです。
自分との約束を守っていれば、信じられる自分になることができます。
では、自分との約束を守るためには、一体どうすればいいのか?
それは自分に対して、絶対に守れる約束をすることです。
「いや、そんな簡単なことで自分を信用できない!」
と思った人は…
あなたが信用している人たちを思い浮かべてみてください。
その人たちは、何かものすごいことをやってくれた人たちですか?
中にはそういう人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はそうではないはずです。
いつも約束の時間を守るとか…
頼まれたことを忘れないとか…
日常の中での、小さな信頼を積み重ねている人たちのはずです。
つまり人が人を信じる要素は、日々の小さな誠実さにあるということです。
それは自分との約束でも同じことです。
例え小さなことでも必ずやり続けること。
それは決して簡単なことではありません。
だからこそ信用に繋がるんです。
信じられる自分になる
信じられる自分になるためには、絶対にできると思える目標を立てることです。
例えばウォーキングするなら、いきなり何キロとかじゃなく、毎日家の周りだけ一周とか。
勉強するなら、毎日30分だけ机に向かうとか。
毎日が無理だと思うなら週3でもOKです。
自分ができると思える目標を立てて、実践してみてください。
大事なことは、1回で終わるものじゃなく、継続性のあるものにすること。
達成回数が多い方が自信につながるからです。
そして完了したら、毎回自分を褒めてください。
些細なことで自分を肯定できることが、信じる心の土台になります。
ただしここで絶対にやってはいけないのが…
もしできない日があったとしても、自分を責めないこと。
「毎日やろうと思ったのに、週3しかできなかった…」
じゃなくて…
「週3はできた」
という、できたことに意識を向けましょう。
そういう日は、他に優先したいことがあったんだな…くらいに思えばいいんです。
そういう思考の切替ができると、心に余裕が生まれます。
もしあなたが今、自分を信じられないと思っているなら、何か大きなことを達成しないと自分を信じてはいけないという、無意味なルールに縛られているからかもしれません。
自分を信じるということに、物事の大きさは関係ありません。
ただ自分で決めたことを、やり遂げること。
それだけでいいんです。
武士道【誠】の教え
実はこの話は、武士道の【誠】の教えをテーマにしています。
「言う」を「成す」と書いて「誠」。
【誠】とは…
その文字が表す通り「有言実行」の教えですが、その本質は…
- 嘘いつわりのない心の在り方をめざすこと
それは他者に対する態度であると同時に、自分自身に対する約束でもあります。
自分に誠実であることが、人への誠実さに表れます。
武士道×心理学

自分軸を創る!7つのマインドセット
武士道の7つの教えをフレームワークとして活用し、自分の「あり方」を整えます。
