- 人からどう思われているかで自分を評価していませんか?
- 人から評価された自分を頑張って演じようとしていませんか?
もしそうだとしたら、その考え方は直ぐに卒業しましょう。
なぜ他人の目が気になるのか?
そもそも、なぜ私たちはこんなにも、他人の目が気になるんでしょうか?
人間には承認欲求というものがあります。
これは自分を認められたい、評価されたいという心理的欲求で、人間なら誰もが欲するものです。
私たちが生活をしたり、人と関わったりする中でのエネルギーとかモチベーションにもなる、すごく重要なものでもあります。
最近ではよく耳にする言葉になってきたんですが・・・
実は、承認欲求には2種類ある。
…ということをご存知でしょうか?
承認欲求には他者承認と自己承認があります。
他者承認とは、他人から認められたい評価されたいというもので、恐らく多くの人がイメージしている承認欲求です。
ただそれだけでは、承認欲求を満たすことはできないんです。
承認欲求を満たすには、自分で自分を認めたい、評価したいという自己承認も必須なんです。
両方を満たさない限り、承認欲求が満たされることはありません。
ところが、自己承認できていない人ほど、他者からの承認でそれを埋めようと必死になったりします。
こうなると無限ループです。
人から認められたことがないから、自信が持てない、自己肯定感が低いという人は、“人から認められることをやらなくちゃ”と頑張ってしまって、自分が本当にやりたいことを見失ってしまいます。
これは他人ばかり見過ぎて、自分が見えてない状態になっています。
自分の価値を自分で決めるには
ではどうすればいいのか?
他人からの言葉や評価は、その人の個人的な意見です。
それはそれとして、自分の個人的な思いをちゃんと聞いてあげてください。
あなたはあなたのことを、どう思っていますか?
自己理解も、自己受容も、自己肯定も、自信も、「自分」という文字が入っていることから分かる通り、他人の思いは一切関係なく、全て、自分が自分をどう思うかだけなんです。
人から馬鹿にされたから馬鹿になってしまった…なんて人はいません。
人から馬鹿にされたことを信じて、“自分は馬鹿だ”と思ってしまう人がいるだけなんです。
自分の価値を誰かの評価で決めるのはもう辞めましょう。
自分の価値は自分で決めるものです。
武士道【名誉】の教え
実はこの話は、武士道の【名誉】の教えをテーマにしています。
【名誉】とは・・・
「人から評価されること」である以上に、
- 自分に恥じない生き方をすること
というのが、大前提にあります。
今でも「日本人は恥の文化」と言われるのは、その影響だと思います。
人を騙したり、傷つけたりすることを嫌うのは、「それが正しいことだ」と思うのと同じくらい、「恥ずかしいことだ」と思っているからですよね?
恥とは、人からどう思われるかよりも、自分が自分をどう思っているかで決まるんです。
武士道×心理学を体験する

自分軸を創る!7つのマインドセット
武士道の7つの教えをフレームワークとして活用し、自分の「あり方」を整えます。
